古くから利用され、音に関しても意外な効果がある大谷石のこと 2016年2月27日

ooyaishi16大谷石」というものがあると知り、興味がわいたので少し調べてみました。
栃木県の宇都宮市、大谷町周辺で採れる石なのですね。産出する町の名前をとって「大谷石」、わかりやすいです。軽く、加工がしやすく、火事にも強いのが特徴。独特の風合いとあたたかみが人気で、塀や壁、敷石、門柱、石垣などにもよく使われるとか。そう言われれば街を歩いているとき見たことがあるかもしれません。散歩している折に、あの家の石垣に使われているのは大谷石っぽいな、などと思って歩くと、新しい視点で街歩きできて楽しそうです。
大谷石の歴史を調べてみると、なんと古墳の石室にも使われていたとか。昔の人の知恵というのはすごいものです。

また、大正時代に有名な建築家のフランク・ロイド・ライトが設計した帝国ホテルにも大谷石が使われていたとのこと。直後の関東大震災にも見事耐えぬく強度を持っていたそうで、これもすごいなあと思います。
個人的に注目したのは、教会建築にも多く用いられたことで、それと関連して、大谷石の優れた吸音効果のために音響面でも利点がある、という記述を見つけたことです。音楽にも用いられるのは驚きです。特にジャズやクラシックのコンサートに最適な音響空間がつくられるそう。教会で開かれるコンサートというものは、すごく響きがよくて、心地よい気分になるものです。そういう心地よさにも大谷石が貢献していると考えると、多く使われるのも納得できますね。

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