エコな江戸の農地循環 2013年1月5日

エコエコな江戸時代に行われていた「農地を中心とする循環」が現在も一部地域で行われているのをご存知だろうか。自治体が住民から生ゴミを回収し、土(微生物)と混ぜてたい肥をつくり、地域の農家に譲り分けているのだ。化学肥料を使うよりも立派な野菜がたくさん採れ、地元の人からは「その上地で収穫された、栄養たっぷりで安全な野菜を口にすることができる」と好評だ。このエコシステムは導入していなくとも、生ゴミをたい肥化する装置・コンポストの購入補助制度を取り入れている市区町村は少なくない。廃棄物を土に還す試みは、現代もいろいろな形で行われているのだ。そして生ゴミは、土にそのまま埋めても2~3ヶ月で土になる。庭を持っている人は、実験感覚でぜひお試しを。理屈は分かっていても実際に目の当たりにすると、大地の威力に思わず感心してしまう。そして、すでにそれを知っていた江戸の人々の知恵にも感服するのである。エコロジーは最近のものではなく先人の知恵の中にも多くあるのである。

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