貸切バスに乗って乗り物酔いをしたことはありませんか?実は・・・ 2020年2月21日

私は貸切バス専門のドライバー、バス内は閉ざされた空間のため、トラブルに巻き込まれてもすぐには逃げられません。
運行中のバスの命運はドライバーにあると言っても過言ではなく、利用者(乗客)を残してドライバーが先に逃げ出すことは許されません。
厄介な利用者は泥酔者、泥酔者が先に絡むのは添乗員もしくはバスガイド。

経験豊富なベテラン添乗員だと、利用者が泥酔する前にお酒を控えさせるスキルを有しており、トラブルになるようなことはないのですが、経験が浅いと利用者は調子に乗る。
この道30年の私は、利用者の顔を見ればトラブルを起こしそうかどうかは検討が付く、経験が浅い添乗員やバスガイドだと当てにならないため、ドライバーである私が何とかするしかありません。
添乗員はお酒を飲み過ぎないように注意をしているのですが、調子に乗った利用者は聞く耳を持たない。そんな時こそ私の運転スキルが活かせる。
バスドライバーの仕事で最も大事なことは無事な運行、事故を起こすことも事故に巻き込まれることも避けなくてはならない、しかし、泥酔者はそのことを分かってくれない。
乗車前にトラブルを起こしそうな利用者を見付けた私は、運行中もその利用者をバックミラー等でずっと見ている、酒に酔って顔が段々赤くなっているのもずっと見ている、その利用者はいつもなら酔わないはずの少しの酒量で酔ってしまったことに驚いているのですが、その様子も私はずっと見ている。
貸切バス専門のドライバーになって30年の私は、利用者が分からない程度に乗り物酔いさせるスキルを有しており、私のバスで大きなトラブルになったことはありません。

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